flumpool 名古屋のファンに語った全国ツアーへの思い
flumpool 名古屋のファンに語った全国ツアーへの思い THEPAGE大阪
4人組ロックバンドのflumpool(フランプール)が3月16日、4枚目のアルバム「EGG(エッグ)」をリリースする。アルバムプロモーションなどの一環でこのほど愛知県名古屋市を訪れ、ラジオ局で番組生出演や、ファン約2000人を前にした公開録音に臨んだ。THE PAGEの取材にも応じ、4月に始める14都市22公演の全国ツアーや、一時メンバーの代役だったお笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介さんの再起用法にも言及。デビューから7年の今の状況を熱く語った。
タイトルを「EGG」にした理由とは
名古屋に訪れたのは、山村隆太さん(Vo)と阪井一生さん(Gt)、尼川元気さん(Ba)、小倉誠司さん(Dr)の4人。約3年半ぶりのリリースとなるアルバムについて山村さんは「メンバー全員が30代になってからの初アルバム。年を重ねていろいろ経験したからこそできる自由さや、僕らの気持ちの裏側を見せたアルバムに仕上がった」と話した。 flumpoolは2008年のデビューシングル「花になれ」が携帯電話会社のCMソングに起用されるなど、当初から日本の音楽業界に旋風を巻き起こした。それらのことで注目度が上がる一方、メンバーの意思とは違う”アイドルバンド”という見方もされる事もあったという。 山村さんは「バンドとして好かれたい気持ちはあるし、一方でロックをやりたいという気持ちもある。そういう煩わしさやモヤモヤしたものに挟まれながら産んだ歌を詰めたアルバムだから、タイトルがEGG(卵)です」と説明した。
4月から全国ツアースタート。名古屋は6月
アルバム収録曲は2015年リリースのシングル「夏よ止めないで~You’re Romantic~」や菓子のCMソング「DILEMMA」と「今日の誓い」など。 全14曲中13曲は山村さんが作詞し、阪井さんが作曲を手がけた。残り1曲は、尼川さんが初めて作詞作曲した「産声」。親友の夫妻が子どもを授かったことに感動して作ったという。尼川さんは「出産予定が来年6月なので、無事に生まれたら、親友の前で歌えたらうれしい」と希望を語った。 全国ツアーは4月2日の福岡から始まり、6月26日の東京で終了する。名古屋は6月11、12の両日、名古屋センチュリーホールでライブ。幼少期に愛知県安城市に住んだことがあるという小倉さんは「名古屋のお客さんは、ライブが盛り上がる印象がある。大人の魅力を出して、チャレンジするライブにしたい」と意気込んだ。