「トランプ支持者の家寄るな」 被災支援班に指示、職員解雇 米緊急事態庁
【ワシントン時事】米連邦緊急事態管理庁(FEMA)は9日、巨大ハリケーン「ミルトン」の被害に遭った南部フロリダ州で、トランプ次期大統領の支持者の家に立ち寄らないよう被災者支援チームに命じたとして、同庁の職員1人を解雇した。 FEMAの声明や米メディアによると、この職員は、連邦政府の支援対象となる可能性のある住民を特定する調査チームに対し、トランプ氏を支持する看板を立てた家を避けるよう指示。10月末から11月にかけて約20軒が素通りされ、支援を受ける機会を失った。