水だけでおいしいフリーズドライを検証してみた!
【丼・カレー】
<アマノフーズ/小さめどんぶり 親子丼> 水でもしっかりとふやけ、とろみも十分。鶏肉もぱさつくことなくしっかりと戻っていた。「食感はまったく問題なし。食べるという意味ではこれでもOKだけど、味わう意味ではやっぱり温かいものが食べたい」(猪俣)。 <アマノフーズ/畑のカレー ひきわり 豆のトマトカレー> 水に溶けるか不安だったが、わりとすぐにふやけ、スプーンで撹拌したら湯戻しのようなとろみも出てきた。「水でも全然問題なし。温かいほうがスパイス感がありそうだけど、コクが感じられるこちらも◎」(ヒジヤ)。 <クスクスもイケる! > パスタと同じデュラム小麦を使ったクスクスも水で戻してみた。基本的に湯を注ぐだけで茹でる必要はない食材のためか、水でも湯戻しとほとんど変わらぬプチプチ食感に。もちろんこのままでは味がないが、白飯などと同様に主食のベースとしてさまざまな応用ができるので、持っていく価値は大いにある。
【スープ・コーヒー】
<MCフードスペシャリティーズ/一杯の贅沢 完熟トマトソース> 水でも溶け、見た目も普通。「これはまさに冷製スープ。暑い時期はこちらのほうがさっぱりしていいくらい。スープ系は食感的にはほとんど水で戻せるから、そのときの気分で湯と水を使い分けるのもいいかも」(ヒジヤ)。 <アマノフーズ/いつものおみそ汁 とうふ> 味噌はもちろん、とうふも湯戻しと差がないくらいにしっかり戻った。「味噌がしっかりと水に溶けてるし、これはこれでいいね。冷たい味噌汁ってあんまり飲んだことないけど、意外とイケるかも」(猪俣)。 <グロワーズカップ/ブラジル> 水に浸した時間は1時間程度。湯を注いだときよりは薄めの色味に。「水でもいけそうだけど、もっと時間が必要かも。前の晩に水を入れておいて、朝飲んだら濃いめのアイスコーヒーになってちょうどよさそう」(ヒジヤ)。
結局なにがおいしかった?
ダントツでカップヌードルがおいしい! 山だと無理だけど、氷を入れてキンキンに冷やして食べてみたい。あとはえびピラフも絶品。赤飯も含め、炊き込みご飯系はどれも安定の味わい! (猪俣)。 個人的にコクが感じられる常温のカレーが好きなので、カレーの水戻しは山でもやってみたい。夏山だったら冷や飯に冷えたカレーという組み合わせもありかも。あとやっぱり冷製カップヌードルは最高! (ヒジヤ)。 文◉編集部 Text by PEAKS/写真◉猪俣慎吾 Photo by Shingo Inomata
PEAKS編集部