『虎に翼』原爆裁判に幕、よねが流した涙に視聴者もらい泣き「意義のある裁判になったってことだよな」
伊藤沙莉主演のNHK連続テレビ小説『虎に翼』(総合・月曜~土曜8時ほか)第115回が6日(金)に放送された。 【写真】原爆裁判に幕、『虎に翼』第115回【5点】 昭和38年12月。いよいよ原爆裁判の判決が言い渡される日がやって来た。傍聴席には多くの記者が集まり、紙とペンを持って今か今かと判決の言葉を待つ。そして汐見(平埜生成)が、判決主文ではなく、先に判決理由を読み上げ始めた。 結果として、原告ら請求は棄却された。判決理由には「被害を受けた個人には国際法上の主体性がなく損害賠償請求権が存在する根拠がない」という旨が綴られていたが、後の文で「被告が十分な救済策を取るべきである」「それは国会および内閣において果たさなければならない職責である」と述べられた。 判決理由、そして判決を聞いた寅子(伊藤沙莉)は目に涙を浮かべた。よね(土居志央梨)の目からも一筋の涙が流れ、寅子たち裁判官が立ち去ったあともその場でじっと目を潤ませていた。 SNSでは#よねさんの涙 がトレンド入りし、「よねさんの涙がグッときた…」「被爆者を思う心が、よねさんの一筋の涙にこめられていた」「よねさんの涙が…ね。もらい泣き」「判決文読み上げたあとによねさんが涙流しながら頷いてたの、「意義のある裁判」になったってことだよな」など、多くの声が寄せられていた。 次週は第24週「女三人あれば身代が潰れる?」が放送される。
ENTAME next編集部