『エイリアン：ロムルス』続編企画が始動 フェデ・アルバレス監督が続投に向けて交渉中

『エイリアン：ロムルス』続編企画が始動 フェデ・アルバレス監督が続投に向けて交渉中

20世紀スタジオが、『エイリアン：ロムルス』続編の構想に取り組んでおり、フェデ・アルバレスが監督に復帰する可能性があることがわかった。 「エイリアン：ロムルス」画像・動画ギャラリー The Hollywood Reporterのインタビューで、20世紀フォックスの幹部であるスティーヴ・アスベルが、『エイリアン：ロムルス』の成功と続編に向けた次のステップについて語った。「現在、続編の構想を練っているところです。まだ、フェデ（・アルバレス）との契約は完了していませんが締結する予定で、彼にはアイデアがあり、私たちも取り組んでいます」と説明している。 「ケイリー・スピーニーとデヴィッド・ジョンソンが演じたレインとアンディは、この映画の真のハイライトでした。ですから私は常に、“観客は、次は2人にどこへ行ってほしいと思っているのだろうか？”と考えています。エイリアンが登場することも、最高のホラーシーンがあることもわかっていますが、2人のことが大好きになったので、彼らの物語がどんなものになるのか見てみたいのです」とアスベルは述べた。 9月に日本公開された『エイリアン：ロムルス』はシリーズに再び息を吹き込み、オープニング週末の世界興行収入は約1億800万ドル（約163億円）に達した。IGN USのレビューでは、「『エイリアン: ロムルス』は、このシリーズでは遺伝子操作が常に破滅を意味することを想起させつつ、無駄がなく、荒々しく、キメラのような美しさを持つ作品に仕上がっている」と評されている。 実際、「エイリアン」シリーズは再興の真っ只中にある。ノア・ホーリーが手がける前日譚ドラマ『Alien: Earth（原題）』には少なくとも1体のゼノモーフが登場する予定で、『Alien: Isolation』の続編も開発中だ。 なお、ディズニー傘下の20世紀スタジオでは、「プレデター」シリーズの複数の新作映画や、「アバター」第3作も計画中。また「猿の惑星」シリーズの新作映画も2027年に公開予定であることが明らかになった。