【NFL】チームを背負ったカーディナルスRBコナーがチャージャーズ戦で奮闘
マンデーナイトに行われたロサンゼルス・チャージャーズ戦で、アリゾナ・カーディナルスのランニングバック(RB)ジェームズ・コナーがフィールド内外でチームを引っ張り、カーディナルスを17対15の勝利へと導いた。この勝利で、カーディナルスはシーズンに希望をつなぐ可能性を手にした。ヘッドコーチ(HC)ジョナサン・ギャノンはコナーについて「彼は最高のパフォーマンスを見せてくれた」と『ESPN』に語っている。 【動画】2024年第7週:カーディナルスが本拠地でチャージャーズと対戦
「通常なら1ヤードか2ヤードで終わるようなプレーでも、彼は4ヤードを獲得している場面が多かった」
「今日は彼がチームを背負い、勝利へと導いてくれた」
コナーはマンデーナイトの試合で19回のキャリーで101ヤードを稼ぎ、さらに2回のレシーブで51ヤードを獲得した。合計152スクラメージヤードは、キャリアで7番目に多い数字となった。この日、コナーはキャリアで6度目となる、ランで100ヤード超え、レシーブで50ヤード超えを同時に達成している。
両チームのオフェンスが安定感を欠くロースコアの展開となった中で、カーディナルスは勝負所でブルドーザーのように突き進むコナーに頼った。コナーは10ヤード以上のランを5回記録し、これは今シーズンのランニングバックによる1試合での記録として同率2位となった。また、コナーは相手にタックルを10回失敗させており、シーズン第7週ではアトランタ・ファルコンズのRBビジャン・ロビンソンに次ぐ成績を残している。
コナーの最大のプレーは、残り1分45秒でチャージャーズに15対14とリードを許していた場面で訪れた。コナーは短いパスをキャッチすると、33ヤードを突進してフィールドゴール圏内にボールを運び、試合を決定づける得点のお膳立てをした。
この見事なパフォーマンスを見せた試合前夜の日曜日、普段は口数の少ないコナーがミーティングでチームメイトに向けて熱いスピーチを行った。コナーは、目の前のチャンスを最大限に活かすことの重要性について語ったという。