ヒョウタン使った正月の縁起物、くびれが「末広がり」…大分県宇佐市で2万個以上作って全国の神社へ
大分県宇佐市の「溝口ひょうたん本舗」で、ヒョウタンを使った正月の縁起物作りが最盛期を迎えている。 【写真】大分県・宇佐神宮で正月用の破魔矢作りピーク
くびれた形が末広がりを連想させ、縁起が良いとされるヒョウタン。中身を抜いて乾燥させた後、茶、赤、青、紫、黄色などカラフルに色づけし、文字を入れたりひもを付けたりして仕上げる。長さ5~10センチが中心で、各神社でお札や破魔矢に飾り付けて提供される。作業は年末まで続き、2万個以上を全国の神社に納める。
4代目の繁富貴さん(55)は「多くの人に福が訪れるよう丹精込めて作っています」と話している。