去年新たに指定薬物とされた「HHC」を販売目的で所持した疑いで、福岡市の会社経営の男２人が逮捕されました。 医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕されたのは、福岡市早良区の会社経営・小林将治容疑者（38）と福岡市東区の会社経営・嶋田洪作容疑者（37）です。 九州厚生局麻薬取締部によりますと、2人は去年11月、博多区上川端町の店舗で、指定薬物を含む植物片3グラム余りを販売目的で所持した疑いです。 麻薬取締部などが立ち入り検査で回収した商品に、去年3月に指定薬物とされた「HHC」が含まれていたため、18日に店舗を捜索し、2人を逮捕しました。 小林容疑者が運営する通販サイトから植物片を購入した男性が、全身のしびれを感じ、嘔吐するなどの健康被害も出ているため、麻薬取締部が注意を呼びかけています。