初心者マークを付けた車に近づきすぎると反則金が発生するって本当!? どのような場合反則行為になる?
車を運転している中で、初心者マークを付けた車が自分の前を走っているケースがあるかもしれません。そのようななかで、初心者マークを付けた車に近づき過ぎると反則金や違反点数が適用されると聞き、どのようなケースが該当するか気になる人もいるでしょう。 今回は初心者マークを付けた車に近づき過ぎた場合、どのような場面で反則金が適用されるのかをまとめました。あわせて、具体的な金額についてもご紹介しています。
初心者マークを付けた車に近づき過ぎると反則行為に該当する?
結論からいうと、初心者マークを付けた車に対して幅寄せや割込みなどの行為をすると、初心運転者等保護義務違反に該当する可能性があります。 警視庁によると、危険防止のためやむを得ない場合を除き、初心者マークを表示して準中型自動車または普通自動車を運転しているときに、当該車両に幅寄せや必要な車間距離が保てなくなるような進路変更をした場合は道路交通法違反になるとのことです。 このことから、仮に初心者マークを付けている車が自身の前を走行している場合も、無理な走行は控えるべきといえるでしょう。自身の前を走行するスピードが遅いとしても、できるだけ気持ちに余裕を持って運転することが重要です。 また、初心運転者等保護義務違反は初心者マークだけが対象になるわけではありません。高齢運転者マークや聴覚障害者マーク・身体障害者マークを付けている車に対しても適用されるため、対象の車の近くを運転する際は注意しましょう。
初心運転者等保護義務違反の反則金
初心運転者等保護義務違反を犯してしまった場合の反則金は、以下の通りです。 ●大型車:7000円 ●普通車:6000円 ●二輪車:6000円 ●小型特殊車:5000円 車種により異なりますが、5000円~7000円程度の反則金を支払わなければいけません。さらに、反則金のほかに違反点数も1点が加算されます。 反則金や違反点数は適用されないに越したことはないため、初心者マークや高齢運転者マークなどを付けた車を見かけたら、危険運転にならないように注意しましょう。