「今年はpdm09型」福島県内もインフルエンザが猛威を振るう
FCT福島中央テレビ
学校や仕事も始まりましたが気になるのが全国で猛威を振るうインフルエンザです。福島県内でも感染拡大が続いていて医師もピークが見えないと警戒感を示しています。 2025年の福島県内経済は「晴れ?曇り?それとも…雷?」経済関係者に聞く! 福島市の「ひがしはまクリニック」でも発熱患者が急増しているといいます。 ■ひがしはまクリニック 待井宏文院長 「50%はインフルエンザ陽性、残り25%は新型コロナ感染症陽性で、いずれもコロナもインフルも両方増えている印象」 特に感染が広がっているのがインフルエンザです。福島県内では1医療機関あたりの患者数は12月中旬に警報レベルの30人を超え、年末には44.35人と感染が急拡大。患者数が40人を超えるのはコロナ禍前の2019年以来、6年ぶりです。 ■ひがしはまクリニック 待井宏文院長 「今年のインフルエンザA型の9割は「pdm09型」といって、2009年に新型インフルエンザとして一時、大流行した株と言われている。爆発的な感染を生んでいる」 症状は発熱のほか、咳やたん、のどの痛みなどが多く、今後、さらに感染が広がっていく恐れもあるといいます。 ■ひがしはまクリニック 待井宏文院長 「12月末から発熱患者が増えてきて、年末年始で人の移動があって、年始から発熱外来をやっているが、まだピークは見えてこないのでもう少し感染者数が増えるかなという印象」 猛威を振るうインフルエンザ、私たちに求められる対策は… ■ひがしはまクリニック 待井宏文院長 「いつもと違う体調の時には外出をしない。病気にかからない、人にうつさない行動を心がけることが大事。従来いわれているマスクやうがい、手洗いなどスタンダードな予防法を徹底してもらいたい」