米軍、嘉手納基地で降下訓練実施へ 県が防衛大臣に中止要請の矢先
アメリカ軍は18日、嘉手納基地上空でパラシュート降下訓練を行うと明らかにしました。県は、15日、中谷防衛大臣に嘉手納基地での降下訓練を行わないよう求めたばかりでした。 アメリカ軍が17日までに発表した航空情報によると、18日の午後2時半から5時半にかけて嘉手納基地上空でパラシュート降下訓練を行うということです。 日本とアメリカ政府が合意した沖縄の基地負担軽減を定めた「SACO最終報告」では降下訓練は原則、伊江島で行うことになっていますが、軍は、伊江島の滑走路整備を理由に、2023年12月から嘉手納基地での降下訓練を断続的に行なってます。 18日、訓練が行われれば10月以来2か月ぶりとなります。嘉手納基地での降下訓練について、玉城知事は15日、県庁で中谷防衛大臣に嘉手納での訓練が「常態化している」などとし中止を求めたばかりでした。