浄水場の工事めぐる収賄容疑で職員逮捕 阪神間の5つの市で構成される「阪神水道企業団」を家宅捜索
読売テレビ
浄水場の工事を巡り、わいろを受け取ったとして、阪神間の5つの市で構成される「阪神水道企業団」の職員の男が逮捕された事件で、14日朝から警察の家宅捜索が行われています。 牧野天稀 記者 「午前10時半です。ダンボールを持った捜査員が阪神水道企業団に入って行きます。これから家宅捜索が行われます」 「阪神水道企業団」の主査、奈良猛容疑者(46)は今年9月、尼崎浄水場の補修工事をめぐり、土木会社「金山組」取締役の金智昭容疑者(52)に便宜を図った見返りに、現金20万円を受け取った疑いがもたれています。 阪神水道企業団は会見を開き、奈良容疑者は工事の監督者で、最低入札価格を知りうる立場だったとして、謝罪しました。警察は過去に奈良容疑者が関わった工事でも不正がなかったか、詳しく調べる方針です。