高級ホテルでアフタヌーンティー ”内定辞退者を出さない”企業のミッション
LINEヤフーコミュニケーションズ 採用推進部 新卒採用パート 安樂もも さん「会社に入ったあとにギャップが生まれることもきっとあるかなと思いますので、具体的にイメージした方が、入社後のミスマッチは防げるかなと思っています。どんな人たちとどんな仕事をするのかは、やはり採用担当よりも部署のほうがもっと臨場感を持って伝えられる部分があると思います。」 ■入社前に希望の部署が選べる「ジョブ型採用」に また、昨年度の採用から入社後に配属先が決まる「総合職採用」から、希望部署が選べる「ジョブ型採用」に変更をしました。 ■学生は「自分の長所をいかせる職場をさがす」 参加した学生 「すごく仕事がイメージしやすい、こういう方たちとこれから働くんだなとか、こういうメリットデメリットがあるんだなというのを就活生として想像しやすいなと思います」 参加した学生 「僕が重要視しているのは自分の長所が活かせるかどうか。自分の特性が最も活かせる場所を探す、そういう視点で取り組んでいます」 ■学生は『配属ガチャ』を避けたい 就職や採用について調査するリクルート就職みらい研究所によりますと、入社の決め手は「社員・社風」から「仕事内容・勤務地」にシフトしているということです。 リクルート就職みらい研究所 佐藤駿行 研究員 「学生の就業感が変化していまして、昨今、学生からは『配属ガチャ』と言われるような不確実性を避けたい。働きたい領域が明確な学生にとっては、初期配属確約型の求人へ応募することによって、希望の職場・職種で働きたいという傾向は特に強く見られます。」 「配属ガチャ」とは、入社後の勤務地や職種、配属先の上司や先輩との相性など、当たりはずれがあることをカプセルトイの「ガチャ」になぞらえた言葉です。 リクルート就職みらい研究所の調査によりますと、「入社を決める前までに配属先を確定して欲しい」と回答した人は38.7%、「入社前までに配属先を確定して欲しい」と回答した人は33.8%。 就活生の70%以上が入社前に配属先を決めて欲しいと考えているということです。 リクルート就職みらい研究所 佐藤駿行 研究員 「内定辞退を防ぐために、つなぎ止めに向けた取り組みで言うと、9月10月ごろは、例えば内定者懇親会や先輩社員との質問会、あと最近では人事部が内定承諾後のフォローの一環で、内定者一人一人と個別面談を行っています。」
■新入社員が考える「理想の職場」 リクルートマネジメントソリューションズが新入社員など約2500人を対象に実施した「理想の職場」に関するアンケートでは、「お互いに助け合う」が64.1%でした。 次いで「遠慮せずに意見を言いあえる」が45.1%で過去最高。 「お互いに個性を尊重する」が44.3%となっています。 一方、過去最低となったのが「アットホームな職場」で36.4%でした。
RKB毎日放送