ドリュー・マッキンタイアが5度目の正直でMITB獲得し即キャッシュイン!CMパンクも乱入!
続いての世界ヘビー級王座戦はダミアン・プリーストが防衛した場合は、ダミアンが王者でいる間はセス・ロリンズは挑戦しないこと。セスが王座獲得した場合はダミアンはジャッジメント・デイを離脱することを付帯条件として行われた。また男子マネー・イン・ザ・バンク戦の戦前にドリューはもし勝ったら当日キャッシュ・インすると予告していただけに、本当に有言実行するのかにも注目が集まった。 王者のダミアンは王座獲得後には「セスのような戦うチャンピオンになりたい」とインタビューで答えていたが、そのセスに認められたいという気持ちもあってかジャッジメント・デイの仲間たちには試合への介入は固く禁じて試合に臨んでいた。試合はドリューのキャッシュ・インをお互いに警戒しながら進むという、独特の緊張感もありながらセスが万能タイプの本領を発揮した空中殺法を連発する。トペの3連発やスワンダイブ式スワントーン・ボムからのライオン・サルトと畳みかけ、ダミアンもファルコン・アローからサウス・オブ・ヘブンに行こうとするが、これはセスがウラカン・ラナで切り返し、フロッグ・スプラッシュでフォールを狙うがカウント2で跳ね返される。 セスのコーナーバックル・ボムにはシットダウン式ラストライドでやり返したダミアンだが、レイザーズ・エッジをカウント2で切り返されると雪崩式ブレーンバスターからのファルコンアローで叩きつけられる。 するとここでドリューが登場してキャッシュ・イン。トリプルスレッド・マッチとして試合は継続される事になる。あれだけの激闘を終えながらもセスにはフューチャーショックDDT。ダミアンにはクレイモアを炸裂させるが、ここで因縁のCMパンクが乱入。 ルール上ではこれで反則裁定や無効試合とはならないため、パンクがイスでドリューを叩きのめし、ベルトで殴打しても試合は続行。最後はダメージの大きいドリューをダミアンがサウス・オブ・ヘブンで叩きつけて王座防衛を果たした。 これで王者としての日本登場となったダミアン・プリーストだが、同じRAW所属という事で中邑真輔の王座挑戦というのも可能性としては充分あり得る状況と言える。カード発表が今から楽しみとなった防衛戦の結果であった。