沖縄地区税関が覚せい剤を検知する試験薬を紛失 試験薬には毒物に指定される有害な化学物質が含まれる
沖縄テレビ
沖縄地区税関は覚せい剤を検知するための試験薬を紛失したことを明らかにしました。試験薬には、毒物に指定されている有害な化学物質が含まれていて、沖縄地区税関は、警察に遺失届を提出しています。 紛失したのは、覚せい剤を検知するための試験薬で、毒物および劇物取締法に規定されている化学物質が含まれています。 試験薬は1箱に4回分入っていて、9月10日時点では、事務所の冷蔵庫に2箱保管されていましたが、10月10日に職員が確認した際に1箱無くなっていたということで、沖縄地区税関は那覇署に遺失届を提出しています。 試験薬が皮膚に付着したり、口に含んだ場合には、大量の水で洗い流したうえで医師の処置が必要だということです。 沖縄地区税関は、ご心配をお掛けすることに深くお詫び申し上げるとしたうえで、紛失した時期や経緯など原因究明に努めるとともに、数量を確認する頻度を増やすなど再発防止を徹底するとしています。
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