インドネシアの火山噴火続く、バリ島で欠航 乗客ら空港に足止め
インドネシアのレウォトビ火山が噴火し、同国のリゾート地、バリ島の空港で欠航が相次いでいる。13日、豪州のジェットスター航空やカンタス航空が安全上の理由からバリ便の運航停止を発表したほか、シンガポール航空も噴火の影響でこの日のバリ島発シンガポール行きの便を欠航したと発表した。その結果、多数の乗客が空港に足止めされた。 レウォトビ・ラキラキ山は11月3日に初めて噴火した。噴火はバリ島から約800キロ離れた東ヌサトゥンガラ州で発生。この噴火により少なくとも9人が死亡した。 それ以来12日にも複数回噴火するなど、活発な活動を続けている。噴煙は一時、高さ約1万メートルの上空まで達した。 インドネシアは環太平洋火山帯に位置し、全土におよそ130の活火山が存在する。