（写真：福島民報）

　県内８２定点医療機関で３月４日から１０日までの１週間に確認されたインフルエンザ患者数は１２９６人となり、６週間ぶりに千人を超えた。定点医療機関当たりの患者数は１５・８０人で、国の注意報レベルの１０人を上回っている。県が１３日、発表した。 　県全体の患者数は前週（２月２６日～３月３日）の９３２人より３６４人多い。定点医療機関当たりの患者数は４・４３人増えた。保健所別に見ると、会津が２６・９０人で最多。 　県内４９の小児科定点医療機関で１０日までの１週間に確認された咽頭結膜熱の患者数は５５人で、前週から１７人減った。定点医療機関当たりの患者数は１・１２人で前週比０・３５人減だった。 ■福島県内コロナは７４５人　前週比６８人減 　１０日までの１週間に県内８２定点医療機関で確認された新型コロナウイルスの新規感染者数は７４５人で、定点医療機関当たりの患者数は９・０９人だった。前週（２月２６日～３月３日）の９・９１人より０・８２人減った。県が１３日、発表した。

　保健所別の感染者数は【表】の通り。県全体の感染者数は前週と比べ、６８人少なかった。年代別の割合は１０歳未満が３１・０％で最も高く、１０代が１４・２％で、１０代以下が４割以上を占めている。