「子どもの将来のためを思ってやった」同居する女性の小学生の息子を殴ったうえに、上半身を足で蹴るなどの暴行 29歳の男を逮捕 北海道苫小牧市
25日未明、北海道苫小牧市の住宅で、同居する女性の小学生の息子に、暴行を加えてけがをさせたとして、29歳の男が逮捕されました。 傷害の疑いで逮捕されたのは、北海道苫小牧市新明町に住む、29歳の無職の男です。 この男は、25日午前2時ごろ、自宅で、同居する女性の連れ子で、10代前半の小学生の男の子の顔を、手のひらで数回殴り、上半身を足の裏で蹴るなどの暴行を加えて、けがをさせた疑いが持たれています。 男子小学生は、顔に内出血を伴う打撲のけがをしました。 警察によりますと、25日午後2時ごろ、児童相談所から「児童虐待事案を認知しました」と警察に通報がありました。 警察は、児童相談所、男、同居する女性、被害にあった男の子への聞き取りなどをして裏づけ捜査をすすめ、26日午前0時半ごろ、男を逮捕しました。 自宅の一室には、事件当時、男、同居する女性、男の子のほかにも、子どもがいたということです。 取り調べに対し、男は「間違いありません。子どもの将来のためを思ってやった」と話し、容疑を認めているということです。 また、動機について「子どもの態度に腹を立てて、暴行に及んだ」と話しているということです。 この家族について、過去に相談歴はありませんが、警察は、日常的な暴行が行われていなかったかどうかなど、慎重に調べをすすめています。
北海道放送(株)
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