7回2死からの暗転…痛恨の一発を浴びた東克樹に平松氏「今年の『痛恨の1球』といったら、この1球でしょうね」と甘く入った一球に悔い
DeNAがヤクルトに逆転負け。3位の座はキープしたものの、広島との差を広げることは出来なかった。 打線は4回、ここまで1安打に抑えられていたヤクルト先発の小川泰弘から、桑原将志のタイムリーに伊藤光の押し出し四球で2点先制。5回にも牧秀悟の二塁打と佐野恵太のタイムリーでリードを3点に広げた。DeNA先発の東克樹は6回まで無失点の快投を披露し、7回も2アウトを簡単に取ったが、そこから3連打で2点を返される。さらにランナーを一人置いた場面で迎えた村上宗隆に逆転の2ランを許し、一気に試合をひっくり返された。ゲームはそのまま1点差で終わり、終盤で痛い逆転負けを喫した。 文字通りの痛恨の一発を打たれた東克樹に対し、23日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に解説として出演した大矢明彦氏は「このイニングね、結構打たれてましたので、東は多少ショックはあったと思うんですけど」と村上の前に許した2死からの三連打が伏線になっていたのではと推測。 もう一人の解説者の平松政次氏は「痛恨の1球だったですね。村上にあんな甘いボールを投げるピッチャーじゃないんですよ。今日もコースにキレのいいボールを、ずっと投げてきたんですけども」としながら「もう今年のいわゆる『痛恨の1球』といったら、今日のこの1球でしょうね。やはり甘いボール投げたら村上も打つバッターなんでね。そういうところで打たれて敗戦になりましたけど。いや、痛かったですね」と魅入られたように甘く入った一球を悔やんでいた。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
BASEBALL KING
【関連記事】
- ◆ DeNA、痛すぎる大逆転負け…東が7回二死から一挙4失点、タイトル遠のく4敗目
- ◆ 巨人、拙攻繰り返し天王山第1Rは完封負け 再三の好機で下位打線が不発、高木豊氏「初回の失敗から始まった」
- ◆ プロ2年目、竜の8回を担う男がタイトル射程圏内へ! 最優秀中継ぎ狙う中日・松山に齊藤明雄氏「ピンチになっても開き直って投げられる投手」と評価
- ◆ 広島・矢野が“NPB史上最も1打席で粘った選手”に! 1打席で22球稼いだ矢野に高木豊氏「Aクラスを懸けて戦っている姿というのは本当に好感がもてる」
- ◆ 高木豊氏、8回1失点で3敗目の巨人・菅野に同情…送りバントのノースイング判定に「そら『えっ!?』って思いますよ」