不十分な加熱処理「牛レバー」を販売した疑いで大分県の食肉加工会社の社長らを逮捕 国基準の『63度で30分間加熱処理している』と主張も加熱温度が大幅に下回っていたか
MBSニュース
不十分な加熱処理をした牛のレバーを京都市内の飲食店に販売したとして、大分県の食肉加工会社の社長らが逮捕されました。 食品衛生法違反の疑いで逮捕されたのは、大分県中津市の食肉加工会社「Meフードシステム」の社長・桝田治基容疑者(66)ら2人です。 捜査関係者によりますと、桝田容疑者らは、今年1月ごろ国の基準を満たさない不十分な加熱処理をした牛のレバーを、加熱食肉製品として京都市伏見区の飲食店に卸すなどした疑いです。 このレバーについて会社は、「63℃で30分間の加熱処理をしている」と基準を満たしているとしていましたが、警察の調べによりますと、加熱温度はこれを大幅に下回っていたとみられます。 警察は流通状況などを詳しく調べています。
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