子どもへの投資は惜しみませんが、自分の「お洒落」にも気を使いたいです…。世の中のパパとママは「私服」にどれだけのお金を使っているのでしょうか?
「子どものためにはどんな投資も惜しまない」という気持ちを持つ一方で、自分のファッションにも気を配りたいと感じることはありませんか? 家族の生活が中心になると、つい自分のことは後回しになりがちです。 しかし、お洒落を楽しむことで気分もリフレッシュされ、日常生活に彩りを加えることができます。果たして、世の中のパパやママたちは、どのくらい服にお金をかけているのでしょうか。
女性が月にかける洋服代
ESSEが、30~49歳の主婦300人に実施したアンケートによれば、洋服にかけるお金の月平均は表1の通りでした。 表1
出典:ESSE「自分の洋服代には月いくらかける」より筆者作成 回答者のうち、最も多かったのは「3000円~5000円未満」の89人で、全体の約30%を占めています。これから30~49歳の主婦の多くは洋服に対して毎月ある程度の支出をしているものの、極端に高額ではない範囲で費用を抑えつつ、ある程度のファッションを楽しんでいることが伺えます。 少数ではあるものの、一定の金額をかけている層も存在するため、主婦の間での洋服に対する考え方は多様であるといえるでしょう。
男性が月にかける洋服代
株式会社モデル百貨は、20~40代の男女1200人を対象に、洋服やファッションにかけるお金について調査を実施しました。その結果、男性が毎月ファッションに費やす平均額は表2の通りでした。 表2
株式会社モデル百貨の調査より筆者作成 男性のファッションに対する支出は年代によって異なり、特に40代になると支出が増加する傾向がみられます。これは、収入の増加や生活の質の向上と関連している可能性が考えられます。
親になってから変化する洋服への意識
Hugkumは、小学館「めばえ」2024年1月号において、未就学児を育てている1000人のパパとママを対象に、「親になってからの服装の変化」に関するアンケート調査を実施しました。アンケートの結果をランキング形式でご紹介します。 ■1位:「服にお金をかけなくなった」(515票) 最も多くの票を集めたのは「服にお金をかけなくなった」で、515票が集まりました。子どもが生まれてから、何よりも子ども優先になり、自分の服装への支出を抑えるようになった親が多いようです。 ■2位:「よりカジュアルになった」(471票) 2位は「よりカジュアルになった」で、471票を獲得しています。もともとカジュアルな服装を好んでいた人も、そうでない人も、育児中は動きやすさを重視したカジュアルなスタイルにシフトしているようです。 ■3位:「洗濯のしやすいものを選ぶようになった」(373票) 373票を集めて3位にランクインしたのは「洗濯のしやすいものを選ぶようになった」です。育児中は洗濯物が増えがちで、汚れがつきやすいため、洗濯のしやすさが重要な要素となっています。 ■4位:「ヒールを履かなくなった」(349票) 「ヒールを履かなくなった」が4位にランクインしています。育児中は動きやすい靴が必要であるため、ヒールを避けるママが多いことが伺えます。 ■5位:「パンツスタイルが増えた」(324票) 5位には「パンツスタイルが増えた」が入りました。動きやすさを求めてパンツスタイルを選ぶママが多いことが示されています。 ■6位:「購入するお店・ブランドが変わった」(222票) 育児中は使い勝手のよさや動きやすさを重視するため、これまでとは異なるお店やブランドを選ぶようになることがあるようです。 ■7位:「素材選びが変わった」(112票) 7位には「素材選びが変わった」がランクインしています。赤ちゃんの肌に触れることを考慮して、肌触りの良い素材を選ぶパパママが多いようです。
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