都立戸山公園で基準超す鉛や水銀を検出 一部区域で立ち入り制限
東京都は6日、都立戸山公園(新宿区)の一部区域から基準値を超える鉛や水銀とその化合物が検出され、公園内の一部区域を立ち入り制限すると発表した。 都によると、公園施設の改修工事に伴う530地点の土壌調査で、鉛は136地点、水銀は1地点で基準値を上回る数値が検出された。検出された場所は7日朝からフェンスで囲って、立ち入りを制限した上で、土壌の入れ替えや盛り土などの対策を講じる予定。 都の担当者によると、公園はかつて旧日本軍の射撃場で、残存する銃弾などが影響した可能性があるという。(中山直樹)
朝日新聞社