「パラダイム Ai スモーク MAX」は打点がズレても方向性はズレない!【ガチ試打計測・動画あり】
みんなのゴルフダイジェストのYouTubeでは、プロゴルファーの癸生川喜弘と小島慶太の二人による“ガチ”がコンセプトのシリーズ試打企画「みんゴルガチギアトラック」を公開。第1回目は、2024年1月5日発表のキャロウェイゴルフ「パラダイム Ai スモーク」シリーズのメインモデル「パラダイム Ai スモーク MAX」の性能と打感をチェックした。 動画/「パラダイム Ai スモーク MAX」をガチ試打【トラックマン4&GCクワッド使用/ガチギアトラック】
試打するのはレギュラーモデル「パラダイム Ai スモーク MAX」
2023年に発売された『パラダイム』シリーズのドライバーの特徴は、“360°カーボンシャーシ”を搭載したヘッドにある。従来のフルチタン製のヘッドよりも約44%も軽量化されたことによる余剰重量をヘッド後方に配分し、慣性モーメントがより大きくなり最適な重心設計を実現したという。さらに、“360°カーボンシャーシ”は剛性が高く従来からのJAILBREAKとの相乗効果でよりフェースがたわみやすくボール初速アップ。『飛びとやさしさを両立』したモデルという高い評判を得ているドライバーだ。 「パラダイム Ai スモーク」シリーズはその後継モデルで、ドライバーはレギュラーモデルの「MAX」、ドローバイアスの「MAX D」、操作性の高い「♢♢♢(トリプルダイヤモンド)」、軽量モデルの「MAX FAST」の4機種あり、今回試打するモデルは、レギュラーモデルの「パラダイム Ai スモーク MAX」となる。 この試打企画では、試打とインプレッションを癸生川プロが、データ分析を小島プロが担当。癸生川プロ、小島プロはともにPGAトーナメントプレーヤーの資格を持ち、また小島プロはTPIレベル3、タイトリストフィッティングスペシャリスト、トラックマンマスターの資格を持つ、各種の分析能力はプロゴルファー随一の能力を有するとの評判だけに結果に期待が持てる。 この試打が“ガチ”を謳う理由を簡単に説明しよう。
最新の弾道計測器を2台使い、多角的に計測
使用する弾道測定器は、レーダー式の「トラックマン4」とカメラ式の「GCクワッド」の2機種。レーダー式は、レーダーを使いクラブの動きとボールのフライトを計測するもので、最大の長所はレーダーが追尾して実際の飛距離や弾道を計測できることにある。カメラ式は、インパクト前後のクラブとボールの動きを超高速度カメラで撮影したものを瞬時に解析し、想定される弾道を表すシステムで、長所はインパクトでのフェースの向きやボールの当たった場所を判別しやすいところだ。この2つの機器で同時に計測することでお互いの長所と短所を補い、より“ガチ”で正確なデータを得ることを目指す。