46万人を動員した“モネ展”が大阪に!日本初公開を含む代表作を約70点集めた「モネ 連作の情景」
睡蓮の連作を生んだ庭と池
モネが後半生を過ごしたジヴェルニーでは、借りていた家と敷地を購入し、「花の庭」と「水の庭」を整備しました。「水の庭」では睡蓮を栽培し、池に日本風の太鼓橋も架けました。ここからは300点もの「睡蓮」が誕生します。眼を患いながらも最晩年まで描き続けたのでした。 風景として描かれた「睡蓮」。水面に集中して間近に捉えた「睡蓮」。そして大画面に描かれた「睡蓮」。時間と光との対話を続けた画家の集大成がこの庭にあったと言えるでしょう。
展覧会情報)「モネ 連作の情景」
国内外40館以上のモネ作品を厳選。革新的表現「連作」を生み出した過程に迫る。 会期:2024年2月10日(土)~5月6日(月・休) 会場:大阪中之島美術館(大阪府大阪市北区中之島4-3-1)5階展示室 開館時間:10:00~18:00(最終入場は17:30まで) 休館日:月曜日(2月12日、4月1日、15日、22日、29日、5月6日は開館) 構成/からだとこころ編集チーム