日本一小さな村が“ヒマワリ”で課題解決 新旧村民のつながり深める『サンフラワープロジェクト』がスタート!【富山発】
交流促進に“種をまく1年”
村長の期待と反して、参加した村民たちは作業に集中し、期待していた世代が異なる村民同士の会話はわずかだった。 舟橋村・渡辺光村長: 何かもうちょっとペチャクチャ喋りながらやれないかなと思っていたんですけど。種植え作業にもう(夢中で)来年への課題ですね。 しかし、参加した村民は「いつもイベントは若い人が楽しくやっている感じだが、きょうはまた新しい人たちとこうやって一緒に同じ作業をするのは気持ち的に良い」と話し、イベントによる効果はあったようだ。 渡辺村長は「1回目で肩組んで仲良しとは到底ならなくても、『何回か見たことある』というのが、あるのとないのとでは(違う)。話しかけるときのきっかけになると思うし、共通点・共感があれば話題も膨らむと思うので、その下地にはなったのかなと」と語った。 村は、7月に草刈り、10月には種の採取と、ヒマワリの成長に伴い、今後も村民が集まる機会を作ることにしている。ヒマワリは、8月中旬に見頃を迎える見込みだという。 始まったばかりの『サンフラワープロジェクト』。2024年は、村民の交流促進に向け、まさに“種をまく1年”となる。 舟橋村の新たなスポットとなるヒマワリ畑を核に村民のつながりが深まるのか注目だ。 (富山テレビ)
富山テレビ