UAE行き破談のズマ、新たにサウジアラビア移籍が浮上
ウェストハムに所属する元フランス代表DFクル・ズマ(29)が、サウジアラビア移籍に近づいているようだ。イギリス『BBC』が報じている。 ズマはサンテチェンヌの下部組織出身で、2014年1月にチェルシーに完全移籍で加入した。加入後はサンテチェンヌ、ストーク・シティ、エバートンへとレンタル移籍を経験。チェルシーでは公式戦151試合に出場し10ゴール6アシストを記録すると、2021年8月にウェストハムに完全移籍で加入した。 ウェストハムではこれまで3シーズンで公式戦103試合6ゴール1アシスト。猫を虐待するという蛮行もありながら、180時間の社会奉仕活動を命じられた後に信頼を取り戻すと、2023-24シーズンはイングランド代表MFデクラン・ライスがアーセナルへ移籍したことに伴い、キャプテンに就任していた。 しかし、この夏に積極補強のチームで起こるサラリーカットの影響を受けたズマには、アラブ首長国連邦(UAE)への移籍が濃厚視されていたが、シャバーブ・アル・アハリでのメディカルチェックに不合格となったため、急転直下の破談となった。 これを受け、ウェストハムはズマがUAEにとどまり、新たな移籍先を探すことを許可していた。 『BBC』によれば、サウジアラビアのアル・オルーバがズマに関心を示しており、獲得に迫っているとのこと。なお、移籍の正確な内容はまだ検討中だが、今後メディカルチェックを受ける予定で、許可が下りれば移籍が完了するという。
超WORLDサッカー!