“台風の風”実際に受けると…? 風速10m~30mを体験 雨粒に見立てた柔らかいスポンジもまさかの威力
中京テレビNEWS
愛知県豊田市にある防災学習センター。こちらの施設では、警報級の風を体験することができ、風速30mまで再現できます。中京テレビの田村浩平アナウンサーが特別に傘をさして体験しました。
風速10mでは・・・。 田村浩平アナ: 「すでに傘がもっていかれそう。小さいお子さんだと転倒する恐れも」
さらに、風速15mをこえると・・・。 田村アナ: 「傘がまったく使い物にならない。バランスを崩し非常に危険」 風速15m以上で、傘をさしたままでいることは不可能な状態に。
そして、いよいよ風速30m。ここでは、雨粒に見立てた柔らかいスポンジを飛ばします。
田村アナ: 「雨が当たるとすごく痛いです」 風速30mでは雨粒も痛みを伴うほど危険な状態に。 わずか5分ほどの体験でしたが、田村アナウンサーは疲労困憊。 田村アナ: 「風速20~30mは桁違いの身の危険を感じた。風の音がうるさく、自分の声も周りの状況も把握しづらい」
この日、体験した人たちは・・・ 暴風体験した人: 「怖かった」「風で倒れてけがしたら怖い」「こういう所で体験しないと、本当に怖いものと理解できないのできょう理解できてよかったと思う」
今回、体験した風速30mよりもさらに強い風がふくとみられる台風10号。気をつけなければいけないことは・・・ 豊田市消防本部 吉川雄介さん: 「(不要な)外出をしない。私たちの想像もつかないことが起こる可能性があると心にとめてもらいたい」
【中京テレビ 「キャッチ!」 8月29日放送より】
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