設備投資動向から「有望成長企業」を効果的に見定める方法
設備投資に積極的な企業は、将来の成長に自信をもっていると考えられます。では、そうした企業の株価パフォーマンスはどうなのでしょうか(イメージ画像:Graphs/PIXTA)
ロシアのウクライナ侵攻などによる地政学リスクへの懸念や、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う海外からの部品調達難などを経験して、製造業の生産拠点の国内回帰が注目されています。半導体関連分野では、熊本県に台湾のTSMCが進出し、北海道では次世代半導体の国産化を目指すラピダスが工場を建設する予定です。 また、設備の省エネ化を目指す「脱炭素投資」や、既存設備の効率化に向けた「デジタル化投資」も増加が見られています。各種の調査機関による設備投資の動向に関する調査では、今年度の設備投資計画は前年度を上回る見込みです。 そこで、今回と次回(9月11日配信予定)の本連載では、企業の設備投資に費やした金額を使った投資戦略を取り上げます。
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吉野 貴晶