【高校サッカー】遠野がPK戦で専大北上に勝利…同校初となる2年連続6度目の東北王者を達成
◆サッカー◇東北高校選手権大会 最終日 遠野0(PK9―8)0専大北上(17日、宮城・ユアテックスタジアム仙台) 岩手県勢の戦いとなった男子決勝が行われ、同県1位の遠野がPK戦で2位の専大北上を破って、2年連続で頂点に立った。 前半は専大北上がペースをつかんだ。後方からショートパスでしっかりとボールをつなぎ、ピッチを広く使って主導権を握った。前半10分には右ロングスローから波状攻撃。混戦から2度シュートを放ったが、遠野の体を張ったブロックに防がれた。 後半は一進一退の攻防。序盤は前半の勢いそのままに専大北上がゴール前まで押し込むシーンが続いたが、シュートを打てず。後半10分を過ぎたところで落ち着きを取り戻した遠野が両サイドからクロスを入れてゴールを脅かしたが、ネットは揺らせず延長戦に突入。 前後半合わせて計20分の延長戦でも決着がつかずにPK戦に突入し、互いに1本ずつ外した9―8の10人目で遠野GK田代謙真(3年)がシュートを止め、優勝を決めた。
報知新聞社