バイエルンが指揮官コンパニの招聘で口頭合意か…今後バーンリーとの交渉へ。今週末に発表の可能性も
バイエルン・ミュンヘンがヴァンサン・コンパニ監督の招聘に向けた動きを見せており、口頭合意したと報じられている。 昨年3月に就任したトーマス・トゥヘル監督の下で今シーズンを戦ったバイエルン。しかし、12連覇を目指したブンデスリーガの優勝には届かず、チャンピオンズリーグではベスト4止まり、DFBポカールでも早々に敗退して無冠でシーズンを終えた。 今シーズンの不安定な戦いを受け、トゥヘル監督はシーズン終了後の退任を2月に発表。一時はこの決定が覆されるのではないかとも報じられていたが、同指揮官はこのままチームから去り、クラブは難航する新指揮官探しを継続することになった。 そんなバイエルンが現在興味を寄せているのがバーンリーのコンパニ監督。昨シーズンに同クラブをチャンピオンシップ優勝に導いて今シーズンにプレミアリーグに挑戦したが、19位に終わってわずか1年での降格が決定し、今夏に同クラブから離れる可能性があると予想されている。 ドイツ『スカイ』のフロリアン・プレッテンベルク氏は『X』でバイエルンとコンパニ監督の状況について「独占ニュース、FCバイエルンはコンパニと具体的でポジティブな交渉を行っている!」と伝え、詳細を続けた。 「コンパニは現在、バイエルンが優先しているオプションだ。(マックス)エーベルと(クリストフ)フロイントが彼を望んでいる。さらに、38歳の指揮官もバイエルンで挑戦する準備ができていることも理由だ。しかし、まだ完全合意には至っていない。バイエルンは今、コンパニに集中している」 また、ドイツ『ビルト』のクリスティアン・ファルク氏は22日夜に自身の『X』でバイエルンがコンパニ監督の招聘に近づくと報じた。 「バイエルンはヴァンサン・コンパニとの口頭合意に達した。今、バイエルンはバーンリーと合意しなければならない。コンパニには2028年までの契約がある。コンパニは今週末までにミュンヘンの新監督として発表されることを期待している」