天沼弁天池公園で「ふなばし絆フェス」 8チーム対抗綱引き大会は白熱
「綱でつなぐ ふなばしの絆フェスティバル」が11月23日、天沼弁天池公園(船橋市本町7)で開催された。主催は船橋商工会議所青年部。(船橋経済新聞) 【写真】綱引き大会の様子。写真は船橋市4Hクラブのチーム 同青年部広報・拡大委員会委員長の積田賢さんは「船橋市内には、まちを盛り上げたい熱量の高い人や団体が多いが、そうした人たちが青空の下で集まる場がなかったため企画した」と話す。企画は6月ごろに立ち上がり、具体的に準備が始まったのは9月ごろ。「急ピッチで準備を進めた」と振り返る。 会場には市内事業者であるのキッチンカーや屋台が出店。船橋市消防団により、子ども向けに消防服の着用体験、消防車両への乗車体験も行われた。 メインイベントとなったのが綱引き大会。青年部の大矢倫子会長は「綱でつながって、絆を深めてもらえたら」、船橋商工会議所の篠田好造会頭は「自分たちが青年部を立ち上げたころは各地区の青年が集う場はなかった。無理はせず、けがのないように楽しんでほしい」と、それぞれあいさつした。 大会では市内各団体から8チームが参加。船橋市消防団第一方面隊、中小企業家同友会、船橋市役所、船橋法人会、若手農家の団体などのメンバーが集まり、トーナメント制で対戦した。各チームとも出場できるのは10人。綱引きの周りでは、応援に駆け付けた仲間がチームに声援を送るなど、大人が集まっての綱引きに会場は白熱した。接戦の末、トーナメントを勝ち抜いたのは船橋法人会、準優勝は船橋市消防団第1方面隊だった。 綱引き大会の前後には、「和太鼓打込集団 郷嵐會」による和太鼓の演奏、濵津美穂さんによる音楽ライブで会場を盛り上げた。 会を終え、積田さんは「皆さんが笑顔で本当にうれしかった」と振り返る。
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