こども竜王戦 未就学児~高校生106人が対局
高校生までの子どもたちが参加する将棋大会「こども竜王戦 京都」が、京都市右京区の仁和寺で開かれています。「こども竜王戦 京都」は、将棋界の最高位のタイトル戦=竜王戦が仁和寺で行われるのに合わせて、おととしから始まったもので、今回は未就学児から高校生までの106人が参加しました。開会式ではプロ棋士の森信雄七段が「大事なのは一生懸命戦うこと。この場所で将棋を指せる幸せを感じながら、自分がそれぞれの場面でどう対応するかを楽しんで下さい」と激励しました。このあと姿勢を正して相手と向き合い、「お願いします」とあいさつして参加者たちは対局に臨みました。駒を置く音だけが会場に響く中、特に無差別級のクラスではそれぞれ譲らずに大人顔負けの一手を指すなど熱戦を繰り広げました。なお、将棋の竜王戦第3局は10月25日と26日に仁和寺で行われ、藤井聡太竜王に佐々木勇気八段が挑みます。