上司とのランチが毎回自腹出費なので苦しいです。正直断りたいのですが、角を立てない断り方はないでしょうか。
上司とのランチには、職場での人間関係が良好になる、仕事への理解が深まるなどのメリットがあります。とはいえ、毎回自腹となると、出費がかさんでしまいます。 上司と一緒では昼休憩をリラックスして過ごせないこともあるでしょう。この記事では、上司とのランチをうまく断る理由7選を紹介します。角を立てずに断りたい人は、参考にしてください。
上司とのランチを断るのに使える理由7選
「ちょっと無理です」など、曖昧な断り方では、上司に不快感を持たれる恐れがあります。上司とのランチを角を立てずに断りたいときには、明確に理由を述べましょう。 例えば、次のような理由であれば、上司も納得してくれます。状況に応じて理由を使い分け、ワンパターンにならないようにしましょう。 ■体調不良 最も角が立ちにくいのは、体調に関する理由です。「昨夜からおなかの具合が悪いので外食は控えたい」「少し風邪気味で、万が一うつしてはいけないので」などの理由であれば、上司も無理には誘ってきません。ただし、明らかなうそをつくのはやめましょう。 ■ダイエット 外食はカロリーが高めのため、ダイエットも口実になります。「体重が増えてきたので食事を控えめにしている」「休憩中にウォーキングをしたい」などの言い方で、断るとよいでしょう。 ■弁当を持参 「今日はお弁当を持ってきているので」と言えば、ランチの誘いをうまくかわせます。 自炊をすることで節約にもなります。通勤途中にコンビニに寄っておにぎりなどを買っておき、「今日はお昼を用意しているので」と断るのもスマートです。 ■先約 「今日は同期の友人と食べることにしている」など、先約を理由にするのも、角を立てない方法のひとつです。上司に誘われる前に、同僚などと約束しておきましょう。 ■電話待ち 「昼休憩中に電話がかかってくる予定がある」と伝えれば、上司もあきらめざるを得ないでしょう。 実際に関係先からの電話を待っている状態であれば、正直に伝えてかまいません。この場合は、理由との整合性を取るために、自席で食べるのが基本です。 ■午後からの業務の準備 業務が忙しいときは、仕事を口実に断ることもできます。「13時からの会議に備えたい」「午後で使う資料の最終チェックを昼休憩のうちにしておきたい」など、具体的に述べると、仕事に追われている状況がより明確に伝わります。 仕事に対する熱心さのアピールにもなるでしょう。 ■昼休憩中の用事 仕事が土日休みの場合、平日にしか対応してもらえない銀行や役所関係の用事を済ませるには、昼休憩を使うことになります。たまにしか使えない理由ですが、「今日までに振り込みをしないといけない」など、急ぎの用事があることを伝えて断れば角は立ちません。
断る場合も誘ってもらったことへの感謝は忘れずに
上司との関係を良好に保つためには、断る前にまずは誘ってもらったことへの感謝を述べることが大事です。 いきなり断るのではなく、「誘っていただいてありがとうございます」「できればご一緒したかったのですが」などと述べてから、丁寧に断れば上司も不快に感じません。 そのうえで、「体調が落ち着いたらまたゆっくりお話しさせてください」といった内容で、次回のランチに期待する言葉を添えられると理想的です。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部