【ロンドン時事】16日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、手掛かり材料に欠ける中、1ドル＝149円台前半で推移した。正午現在は149円33～43銭と、前日午後4時（149円18～28銭）比15銭の円安・ドル高。 　円は序盤、時間外取引での米長期金利の動向を眺めた値動きとなり、一時円売り・ドル買いが進行した。ただ、売り一巡後は米金利がドルの重しとなり、底堅く推移。新規材料に欠けて動きづらい展開で、方向感のない取引となった。 　対ユーロは1ユーロ＝162円62～72銭（前日午後4時は162円65～75銭）と、03銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ＝1．0885～0895ドル（同1．0897～0907ドル）。 　ポンドは1ポンド＝1．3011～3021ドル（同1．3089～3099ドル）。スイス・フランは1ドル＝0．8618～8628フラン（同0．8616～8626フラン）。