大谷翔平に140メートル弾浴びたエンゼルス右腕が大反省「失敗から学んだ」 配球を悔やむ
米大リーグ ドジャース7―2エンゼルス(22日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム) 【動画】完璧!3試合連続の23号特大弾!! ドジャース・大谷翔平投手(29)が22日(日本時間23日)、本拠地・エンゼルス戦に「1番・指名打者」でフル出場し、2打席目に3試合連続弾となる23号2ランを放つなど、4打数1安打2打点だった。3戦連発は今季2度目で通算8度目。7試合連続安打で、自己最長を更新する7試合連続打点もマークした。打率は3割2分1厘で、本塁打と打率のリーグ「2冠」は守った。 初回先頭の1打席目こそ右直に倒れたが、豪快な一発が出たのは、3回無死一塁の2打席目。2ボールから先発右腕・プリーサックの84・9マイル(約136・6キロ)スライダーを捉えると、右中間席へ一直線で飛び込んでいった。打球速度115・5マイル(約185・8キロ)、打球角度24度ではじき返した当たりは、飛距離459フィート(約140メートル)の特大弾。3試合連発の23号2ランで満面の笑みを見せた。3打席目以降は四球、二ゴロ、二ゴロと快音は響かなかった。 大谷に本塁打を浴びたプリーサックは、昨季までガーディアンズに所属していたため、大谷とともに戦った経験はない。だが、大谷の実力を十分に知っているだけに2ボールから甘く入ったスライダーを捉えられたことを反省しきりで「大谷に本塁打にされた変化球は、四球を与えたくなかったので甘くなってしまった。インサイドを狙ったのに、真ん中に甘く入ってしまったので、それを彼がいいスイングで打った。彼が球が良く見えていることは、わかっていた。過去2週間でOPS2・000という人なのだから、自分はあの場面でもっと厳しい投球をするべきだった。失敗から学んだ」とうつむいていた。
報知新聞社