春になると毎年思い出す大家さんとのお花見。「お庭の桜を見ながら食べた豪華なお弁当は、特別な思い出」【作者に聞く】
育児や家族との日々を漫画にし、SNSで発信しているもしゃもぅ(@mosyamou)さん。なかでも、以前住んでいたアパートの大家さんとの交流を描いた「大家さんとハムソー」は、心があたたまる内容に読者からの反響が大きく、今年1月に電子書籍化された。 【漫画】本編を読む ウォーカープラスではこの電子書籍から一部抜粋し、もしゃもぅさんのインタビューとともにご紹介。今回は大家さんの自宅の庭でお花見したときの思い出。お土産の包装紙にハムソー君が描いた絵をあしらって渡したところ、「色がいい!」と大絶賛し喜んでくれたそう。 ■手描きの絵をあしらうというアイデアは、お絵描きしている息子を見て閃いた ハムソー君のことが大好きな大家さんにとって手描きの絵をあしらったお土産は、これ以上の品はないほどうれしかったことだろう。このアイデアはどうやって思いついたのか聞いてみた。 「『何かに包んだほうがいいのでは…?』と夫婦で話しているときに、ちょうどハムソーがお絵描きをしていたので閃きました」 もしゃもぅさん同様、ハムソー君もお絵描きが好きなのだろうか。 「遊びは電車が1番なので熱心にお絵描きをしている訳ではありませんが、時々楽しんでいます。この間は『ママみたいにうまく描けない~!』と怒っていました(笑)」 毎年桜の季節になると、大家さんとお花見したこの日のことを思い出すという。 「毎年家族でお花見をしているので、その時に必ず思い出します。大家さんのお庭の小さな桜の木とその下の花々を見ながら食べた豪華なお弁当は、特別な思い出です」 取材・文=石川知京