レッドブルがペレスの離脱発表、後任はローソンか
【AFP=時事】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するレッドブルは18日、セルヒオ・ペレスがチームを離脱すると発表した。マックス・フェルスタッペンの新たなチームメートには、リアム・ローソンが起用されるとみられている。 【特集】写真で振り返るF1の歴代マシンと懐かしの風景 ペレスは2021年にレッドブルに加入して通算90回のグランプリに出走し、アゼルバイジャンGPでの2勝やモナコGP制覇など、計5勝を挙げた。この間にチームのコンストラクターズ選手権制覇に2度貢献し、23年シーズンは王者フェルスタッペンとドライバーズ選手権ワンツーを飾った。 今季途中には26年シーズンまでの契約延長を結んでいたが、その後急激に調子を崩して8レースでわずか9ポイントの獲得にとどまっていた。ドライバーズ選手権では8位に終わると、チームもコンストラクターズ争いでタイトルをマクラーレンに譲り、3位に終わった。 34歳のペレスは来季のシートはないものの、26年シーズンに別のチームと契約を結ぶ可能性もある。 ペレスは「レッドブル・レーシングでの過去4年間と、このような素晴らしいチームでレースをする機会に心から感謝しています」「世界中のファン、特にメキシコのファンのみなさん、毎日揺るぎない支援をありがとう。また会いしましょう。そして忘れないでください。決して諦めないでください」などとコメントしている。 レッドブルは、「2025年のフルラインアップに関する発表は適時行われる」としており、その後任には姉妹チームのRBにいるローソンが有力視されている。また、同じくRBの角田裕毅もレッドブルのポストシーズンテストに参加しており、昇格の可能性がある。【翻訳編集】 AFPBB News