【モンハン】『モンスターハンター3(トライ)』15周年。立体的な水中エリアが実装! ロアルドロスやチャナガブル、ラギアクルスの熱い狩猟シーンが忘れられない【今日は何の日?】
スラッシュアックスが初登場! 2009年(平成21年)8月1日は、Wii用ソフト『モンスターハンター3(トライ)』が発売された日。本日で発売から15周年の節目を迎えました。 【記事の画像(9枚)を見る】 カプコンのハンティングアクション『モンスターハンター』シリーズのひとつで、爆発的なヒットとなった『モンスターハンターポータブル 2nd G』のつぎに発売された作品。 本作の最大の特徴はなんといっても水中エリアが追加されたこと。『モンスターハンターポータブル 2nd』、『モンスターハンターポータブル 2nd G』を遊び続けていた筆者にはこの新しいシステムの導入がとても刺激的で、オンラインで集まった仲間たちと水中での狩りが始まるたびに「水中だ~!」と喜んで水の中に飛び込んでいた記憶があります。 最初の難関として立ちはだかるロアルドロスや棘や吸い込みの攻撃がヤバいチャナガブル、そしてパッケージモンスターとしても登場しているラギアクルスなど、どのモンスターの狩猟シーンも忘れられません。水中での活動がメインのモンスターはほかのシリーズに登場することが少ないので、本作でくり広げた狩猟が思い出深いです。独自要素が強くクセもあった水中エリアでしたが、筆者は大好きでした。復活してほしい。 チャナガブルやラギアクルスの素材で作れる装備も個性的で、とくにチャナガブルの装備で作れるガブル装備が中華風でかわいかったので、お気に入りでしたね。 前述の通り、本作の魅力は水中を舞台にモンスターを狩れること。泳ぎながら立ち回るため前後左右だけでなく、上下の概念も加わります。攻撃や回避、移動が専用のモーションになるほか、“酸素ゲージ”も存在。水中にいるあいだはゲージが減少していき、ゲージが尽きると体力が減少していくというシステムでした。 酸素は水面に顔を出したり水底から湧き上がる泡に触れることで回復することができますが、ほとんど減らないのであまり気にする必要はなかったです。ただ、それだけに攻撃の大事なチャンスなのに空気を吸うためにいなくなっているプレイヤーがいたりすると、「いま!?」と突っ込まずにはいられませんでした。また、ちょっとでもゲージが減ると残りの空気を心配するプレイヤーなどもいましたね。それほどゲームに影響する要素ではないものの、オンラインでみんなで遊んでいると、なんだかんだで盛り上がる要素でした。 筆者は『モンスターハンターポータブル 2nd』のころからランスを使っていますが、水中では部位破壊が狙いやすかったり、突進による移動がめちゃくちゃ便利だったりと、とても有利でありがたかったです。逆に片手剣を使っていた友人は水中で苦労していて、ランスに乗り換えようか迷っていました。自分はランスが便利であることを力説しましたが、「カワチと同じ武器種はイメージが悪いから嫌だ」と断られました。なんなんだ! 武器種は双剣、ガンランス、狩猟笛、弓がなくなったものの、新しくスラッシュアックスが追加。斧モードと剣モードを切り替えることができる武器種で、変形にロマンを感じた人は多いのではないでしょうか。また、ガンナーに関しては弾薬用アイテム枠が追加されたため、アイテムスロットに余裕ができるようになりました。 ゲーム全体としても、転倒中もスタミナが回復するようになったり、小型モンスターが弱体化されて大型モンスターの狩りに集中しやすくなったりと、いろいろな要素が調整されていました。新たなオトモキャラである奇面族のチャチャも多彩な踊りでハンターを強化してくれるので、とても心強かったです。 2011年12月10日には本作のアップグレート版である『モンスターハンター3G』がニンテンドー3DSで発売。さらにそのHD版『モンスターハンター3G HD Ver.』が2012年12月8日にWii U向けに発売されました。 シリーズとしては2025年にプレイステーション5(PS5)、Xbox Series X|S、PC(Steam)で最新作『モンスターハンターワイルズ』が発売予定です。こちらも楽しみですね。