横浜が初回先制点 昨夏全国V腕の慶応・小宅から2点奪取 注目対決に早朝から3000人の行列
<高校野球春季神奈川大会:慶応-横浜>◇準々決勝◇28日◇サーティーフォー保土ケ谷球場 【一覧】春季神奈川大会の組み合わせ 早朝から3000人近くの高校野球ファンが行列を作った慶応-横浜の一戦は、横浜がいきなり2点を先制した。 初回、横浜の1番阿部葉太外野手(2年)が、昨夏の甲子園優勝投手の慶応・小宅雅己投手(2年)の初球を右中間二塁打に。2死後、4番の椎木卿五捕手(3年)がスライダーを左翼席へ放り込む先制2ランとした。椎木は元ロッテ椎木匠氏を父に持ち、二塁送球は平均で1・9秒をマークする今秋ドラフト候補。 両校は昨夏の神奈川大会決勝で対決。終盤まで横浜がリードしていたものの、併殺時の微妙な判定もあり、慶応が逆転勝利で甲子園出場を果たしている。