<はたらく細胞>追加キャストの山本耕史、仲里依紗らがウイルスに立ち向かう「ここまで激しいアクションシーンは初めて」
永野芽郁と佐藤健がW主演を務める、映画「はたらく細胞」の第3弾追加キャストとして山本耕史、仲里依紗、松本若菜、マイカ・ピュが出演することが決定した。 【動画】不摂生な父・阿部サダヲ“茂”の体を心配して怒る娘・芦田愛菜“日胡”の親子関係がエモい ■シリーズ史上初となる“人間の世界”を描く映画「はたらく細胞」 本作は、細胞を擬人化して描き、その斬新かつユニークな設定が大きな話題を呼んでいる清水茜のコミックス。2017年にフランスの新聞「ル・モンド」が選ぶ「この夏推薦する図書リスト」に選出されるなど世界からも注目を集め、2018年にはアニメ化。以後、現在まで数々のスピンオフ作品が発表され続け、シリーズ累計発行部数1000万部を超えている。 今回の映画は、清水氏のコミックスと原田重光氏・初嘉屋一生氏・清水氏が手がけたスピンオフ作品「はたらく細胞 BLACK」の2作品が原作となり、シリーズ史上初となる“人間の世界”が映像で描かれる。W主演する永野が赤血球を、佐藤が白血球(好中球)を演じる。 ■個性派俳優が勢ぞろい このたび、第3弾キャストとして山本耕史、仲里依紗、松本若菜、マイカ・ピュが出演することが発表された。細菌やウイルス感染細胞などの異物を破壊する武闘派“キラーT 細胞”には、山本耕史。全身をパトロールし、敵を見つけ次第攻撃する孤高の殺し屋“NK 細胞”に仲里依紗。 優しい笑顔の裏にはさまざまな顔を持つ、幼い赤血球のお世話係“マクロファージ”に松本若菜。血管が損傷した際に集合し、傷口をふさいで止血する“血小板”はマイカ・ピュが務める。 ■山本耕史コメント キラーT細胞を演じているというよりは、一人の戦士を演じているつもりではいるんですが、関係性が面白いですよね。NK細胞は単体で動き回る。キラーT細胞は指令が出ないと出動できない。白血球、赤血球はこういう働きをしているとか…血小板しかり、それぞれの役割があるから面白いですよね。今回の役は体を鍛える感じのキャラクターで、僕も鍛えるのが好きだから、ありがたいなと思いました。白血球役のオファーが来ていたらもっと細くしなきゃいけないじゃないですか。だからキラーT細胞で納得しました。 武内監督とは久しぶりではあるんですけど、すごく安心感がありました。武内監督は自分の要求がはっきりしているので、それは嬉しかったですね。「もうちょっとこうして!」と投げかけてくれるから、ちゃんと武内監督のものになるんだろうなというのがすごく伝わります。錚々たるメンバーの中に自分も混ぜていただいて本当に光栄です。あそこのシーンはどうなっているんだろうっていう興味がすごいある作品、本当に出来上がりが楽しみですね。 ■仲里依紗コメント 初めての「細胞役」をどう演じていけるのか、という未知にとてもワクワクしていました。今作は体の中で起こっている細胞同士の反応をアクションとして表現しているのですが、ここまで激しいアクションシーンに参加することも、私の体史上、初めての経験でした。次々と襲いかかってくる筋肉痛に体も悲鳴をあげていましたが、「私の中の細胞も頑張っているんだ!」と私と私の細胞を私が励ましながら撮影に臨みました(笑)。 共演者、スタッフ、そしてアクションシーンを指導して下さった皆様のお力添えもあり、とてもカッコイイ、実写版NK細胞を演じることができたのではと思っております。子どもから大人まで、楽しく、ときには感動しながら、細胞のはたらきを学べる作品になっていますので、公開を楽しみにお待ち下さい。 ■松本若菜コメント マクロファージさんは見た目はとても柔らかいですが、闘うとなったらパっと切り替える。頼もしい部分もあれば、優しい部分もあるし、クールな一面もあり、とても魅力的だと思いました。私の姪っ子も原作を読んでいて、マクロファージさんはかわいいから好きと言っていましたが、巨大な鉈で戦うシーンでは、殺陣チームの皆さんがその鉈の重さを利用して作ってくださったカッコいいシーンもありますので、是非注目して頂きたいです。 撮影中は、身体の中でリアルなマクロファージさんも戦っているんだと考えながら楽しく演じさせていただきました。自分の体の中を知れるよいきっかけにもなりましたし、今までにないスケールで、年齢問わずどの世代の方でも楽しめる作品となっていますので、ご覧いただけましたら幸いです。 ■マイカ・ピュコメント 血小板役を演じる事ができてとても嬉しかったです。役の募集の前から「はたらく細胞」の漫画を読んでいて、スピンオフ作品の「はたらく血小板ちゃん」も大好きでした。明るくてみんなのまとめ役なところを演じるのが楽しかったですし、いろんなウイルスのことがわかって勉強になりました。撮影の待ち時間はみんなで遊んだりしてチームワークを大切にしました。是非映画館で楽しんでいただきたいです。