【素敵な洗面所】水回りの家事がはかどる『3in1』スタイルが快適!整理収納アドバイザー 能登屋英里さん
鏡の中の自分をごきげんに 洗面所が家の中で一番好き!
皆さんは、自宅の洗面所にどのくらい愛着がありますか? リビングやキッチンに目が向けられがちな家の中で、洗面所が特にお気に入りという方のお宅を訪問!こだわりのインテリアや収納の工夫にたっぷりフォーカスします。
水回りの家事がはかどる『3 in 1』のスタイルの洗面所
52㎡の中古マンションを自らデザインし、フルリノベーションをした能登屋さん。 狭い分、扉を1枚でも少なくして広さを確保したかったんです。当時、海外の雑誌で洗面所とトイレ、浴室がひとつの空間にある『3 in 1』というスタイルを見て、これだと思いました。独身時代、私は海外生活を経験していたこともあって、洗面がトイレと同じ空間にあることに違和感はなく、夫もホテルライクでいいね、と賛成してくれました」。そうして、キッチン以外の水回りはすべてここに集約。 洗剤やシャンプーなどのストックは2つの収納箱に入る分だけ、タオルは手ふき用とお風呂用合わせて10枚だけと、必要以上に持たないようにしています。1日に何度も出入りするので、ついで掃除をしたり収納を見直したり。常に気持ちのいい空間を保てているせいか、家族みんな、ここが大好きです──能登屋英里さん
●整理収納アドバイザービジュアルコンサルタント 能登屋英里さん インスタグラム(eiriyyy_interior) 会社員時代は空間のディスプレイを手がけ、結婚、出産を経て整理収納の道へ。夫、小学生の娘と3人暮らし。著書『築50年52㎡物が多いのに片づいて見える家』(KADOKAWA)。
無印良品の頑丈収納ボックスをシンク下に置いて
リビングにある扉を開けると、洗面所になっている能登屋さんのお宅。左には浴室、右はトイレと洗濯機。シンク下にある無印良品の頑丈収納ボックスには洗剤などのストックを収納。
海外の雑誌で見た、洗面所とトイレ、浴室がひとつの空間にある『3 in 1』スタイルに憧れて
洗面所とトイレ、浴室がひとつの空間に。洗濯機を回すついでにささっと鏡をふいたりと、出入りするたび、こまめに水回りの清潔をキープ。
鏡の内側には、高さのあるボトル類をまとめて収納
洗面所の鏡は悩んだ挙げ句、縦長で空間を広く感じさせるイケアのミラーキャビネットに。 「背丈のあるボトル類が収まるように、棚板の高さを調節して使っています」