ILLIT、韓国での“リアルな評価”は? K-POP界を震撼させた「パクリ騒動」の知られざる“その後”「日本人メンバーのモカとイロハは…」
“HYBEの末娘”とも呼ばれ注目されてきた
ILLITは、宮脇咲良を擁する「LE SSERAFIM」、「NewJeans」に次いで3組目に輩出するガールズグループということもあり、“HYBEの末娘”とも呼ばれ注目されてきた。2月にはデビューの前にもかかわらずパリのファッションウィークに招待されるなど、海外でもその期待値が高まっていた。
そして3月25日、1stミニアルバム『SUPER REAL ME』で満を持してデビューすると、タイトル曲『Magnetic』で大きなヒットを放つ。デビューショーケースから現在までILLITの取材を続ける、『スポーツソウル 日本版』の母体にあたる『スポーツソウル』の芸能記者が、その人気ぶりを語る。 「ILLITは“イマドキの10代”をありのままに描き、同世代を中心とした大衆から共感と好評を得たことで、『Magnetic』で韓国の音楽番組12冠を達成しました。また、K-POPアーティストのデビュー曲では初めて米ビルボードのメインソングチャート『HOT 100』チャートインを果たし、デビュー後歴代最短で同チャートに入るという快挙も成し遂げました。ほかにも、韓国国内の主要なチャートすべてでリアルタイム1位に輝くという、通称“パーフェクト・オールキル”を達成するなど、数多くの記録を打ち立てたことで、まさに鮮烈なデビューを飾ったと言えるでしょう」
“受験生禁止ソング”と呼ばれる理由
中毒性のあるメロディで一度聴いたら耳から離れないことから、韓国の受験生の間で勉強時に聴いてはいけない“受験生禁止ソング”とも呼ばれている『Magnetic』。同曲は米ビルボードの「グローバル(米国を除く)」と「グローバル200」で30週連続チャートイン中と、現在も根強い人気を見せている。 筆者も5月、幕張メッセとZOZOマリンスタジアムで行われたK-POPフェスティバル「KCON JAPAN 2024」を取材した際にILLITの姿を目にしたが、メンバーと世代の近い10~20代の女性が熱狂的に声援を送る姿が印象的だった。なぜILLITがデビュー直後から、それも若い“Z世代”から人気を集めるのか、前出の芸能記者はこう分析する。
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