【函館スプリントS】サトノレーヴが直線インから力強く抜け出し重賞初V
6月9日の函館11Rで行われた函館スプリントステークス(GⅢ、3歳以上オープン、芝1200メートル、別定、16頭立て、1着賞金=4100万円)は、浜中俊騎手の2番人気サトノレーヴ(牡5歳、美浦・堀宣行厩舎)が、4、5番手のインを追走し、直線で内から力強く抜け出して重賞初勝利を決めた。タイムは1分8秒4(良)。 1馬身1/4差の2着にはウイングレイテスト(5番人気)、さらにクビ差遅れた3着にビッグシーザー(3番人気)が続いた。1番人気のアサカラキングは、先手を奪えなかったのが響いたのか9着に敗れた。 サトノレーヴは、父ロードカナロア、母チリエージェ、母の父サクラバクシンオーという血統。北海道日高町・白井牧場の生産馬。馬主は里見治氏。戦績は8戦6勝。重賞は初勝利。 ◆浜中俊騎手(1着 サトノレーヴ)「強い馬だと思っていたので、しっかり勝つことができてうれしいです。枠の並びから、きょうのような競馬になりそうだったので、スタートだけ集中していました。馬場が良かったので、雨の影響はありませんでした。道中の手応えも良かったですし、少しでもスペースが空けば反応できると思っていました。重賞馬になりましたし、無事ならもっと大きいところにも挑戦できます」