<倉沢杏菜>「VRおじさん」から「光る君へ」 藤原妍子役で注目の19歳、好演の裏側 初大河も“伸び伸び自由に”を意識
NHK大河ドラマ「光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)の藤原妍子役で注目を集めている倉沢杏菜さん。妍子は、姉の彰子(見上愛さん)とは対照的に奔放なキャラクターで、一部の視聴者から「平安のギャル」、または「平安のパリピ」とも呼ばれている。今回が初の大河ドラマでありながら、“伸び伸びと自由に”演じることを意識したという倉沢さんに、好演の裏側について語ってもらった。 【写真特集】「光る君へ」妍子様とは別人? 倉沢杏菜、19歳の“素顔” 清楚なノースリーブ姿の全身ショットも!
◇「光る君へ」妍子役抜てきは「VRおじさんの初恋」がきっかけ
倉沢さんは2005年03月18日生まれの19歳。2021~22年にかけて現在の所属事務所が開催していた役者オーディション「レプロエンタテインメント30周年企画『主役オーディション』」がきっかけで芸能界入り。今年4~5月にNHKの「夜ドラ」枠(総合、月~木曜10時45分)で放送された「VRおじさんの初恋」で、ツインテール女子高生を演じたことも話題となった。
「光る君へ」出演は、倉沢さんいわく「それこそ『VRおじさんの初恋』の演技を(『光る君へ』のスタッフ)に見ていただけたこと」をきっかけに決まったといい、「私自身、すごくうれしかったですし、同時にびっくりもしました」と振り返る。
「大河ドラマ出演は目標の一つではありましたが、もう少し遠い存在というか、『満を持して、いざ』というイメージがあったので、こんなにも早く実現するとは思ってもみなかったですし、演技もまだまだ未熟なのに『出演させていただけるのですか?』という驚きが大きかったです」
“時代もの”が今回初めてで、出演が決まって「どのように準備するべきか」を考えた倉沢さんは、クランクインの前に「どうしても行っておきたくて」と京都へと足を運び、妍子のお墓といわれる場所や京都御所、現地で開催中の「光る君へ」関連の展示施設を巡った。
当時、倉沢さんは7月期の連続ドラマ「ビリオン×スクール」(フジテレビ系)撮影中だったが、休みの日を使った1泊2日の“弾丸ツアー”は実り多き時間に。