福岡、「資産運用特区」申請へ 海外金融機関の誘致強化
福岡県と福岡市は13日、政府が今夏にも選定する「金融・資産運用特区」となることを目指し、週内に金融庁に提案書を出すと正式発表した。海外から金融機関を誘致し、地元でスタートアップ(新興企業)を育成するためとしている。 県によると、県と政令市が共同で資産運用特区の申請を表明するのは初めて。1月下旬に申請した札幌市に続く格好となった。 政府は昨年、家計の金融資産を成長投資に振り向ける「資産運用立国」の政策プランを取りまとめ、資産運用業界が集まる特区の創設を盛り込んでいた。