【横浜好き】ベイスターズ、クライマックスシリーズのキーマンを探してみた
2戦目以降は大竹耕太郎、高橋遥人あたりの先発が予想されますが、今季2試合の対戦で防御率3.27の大竹には、10月3日の対戦で5回無失点に抑えられ、勝ち星も献上しています。打者別成績では、少ない打席数ながらオースティンが2本塁打を放っており、勝敗に直結する一発を期待したいところです。
少し不気味なのが高橋で、今季を含めて過去4年間対戦がなく、最後に対戦したのが2020年の11月、5回3失点で高橋に勝ち負けはなし、試合は6-5でベイスターズが勝利しています。トミー・ジョン手術から復帰して今季5試合で、4勝1敗、防御率1.52をマークしているサウスポーは、厄介な存在になるかもしれません。
野手は直近の調子が気になるところですが、9月に月間打率.316、10月も5試合で同.500をマークして来日初のタイトルとなる首位打者に輝いたオースティンが、同時期に15打点とポイントゲッターとして期待。牧はそれを上回る9、10月16打点を挙げており、やはりこの2人がキーマンとなりそうです。
9月の打率.385の桑原将志、そして9、10月とも打率3割以上(9月.326、10月.316)をマークした森敬斗が主砲2人の前に出塁すれば、ベイスターズにとって理想の展開である『打ち勝つ野球』でファイナル進出も視野に入ってくるでしょう。
文:大久保泰伸
大久保泰伸