物価高でも食品は削れない、最高益の「生活防衛」注目株
消費者の節約志向は一層高まり、特売やタイムセールに関心を寄せる人も増えています(イメージ写真:Graphs/PIXTA)
日経平均株価は4月19日に一時3万6733円まで下落しましたが、ゴールデンウィーク後の5月7日には25日移動平均線あたりの3万8863円まで上昇しました。株式市場はようやく落ち着きを取り戻してきたようですが、その一方で、株価以上に大きく動いているのがドル円相場です。 4月26日に行われた日本銀行の金融政策決定会合以降、急激な円安となって、一時は1ドル=160円台まで円安が進行しました。ただ、その後は介入などの思惑もあってか、一気に151円台まで円高に振れましたが、足元では150円台半ばでの動きが続いています。 アメリカで景気の強さと弱さを示す経済指標が相次いでいることで、同国の金融政策への影響が注視されます。円安から円高に転換した動きを見ていると、居心地がいい水準を測っているところなのかもしれません。
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横山 利香