パトカー（資料写真）

　29日朝に沖縄市の民家敷地内で生後間もない女児の遺体が発見された事件で、県警は30日未明、死体遺棄容疑で、この家に住む飲食店従業員の女（30）を29日夜に逮捕したと発表した。女は容疑を認めており、新生児については自身の子どもだと話しているという。 「赤ちゃんが捨てられている」と110番通報　民家の敷地内、消防が死亡確認

　逮捕容疑は12月下旬ごろ、沖縄市の民家敷地内に新生児の遺体を遺棄した疑い。 　県警によると、新生児の遺体は、住宅と塀の隙間から、黒い布のような物に包まれた状態で発見された。 　周辺への聞き込みや現場検証、病院での所要の確認から女が関与している可能性が高いとみて、緊急逮捕した。 　県警は新生児がいつ、どこで生まれたかなどを調べるとともに、女が新生児の死亡した経緯を知っているとみて捜査している。