ベッツ、外野手から再び遊撃手に転向へ…ゴームズGM明言、監督は「彼に全幅の信頼」…送球難克服が課題
ドジャースのゴームズGMは9日、ウインター・ミーティング開催中の米テキサス州ダラスで取材に応じ、今季内野手から外野手に戻ったムーキー・ベッツについて、来季は再び遊撃手として起用すると明らかにした。契約延長したトミー・エドマンは中堅を守らせる予定だという。ベッツのポジションを巡っては、今季、外野手から二塁手に転向。しかし、遊撃を守らせる予定だったラックスの送球難から、チームはキャンプでベッツの遊撃手転向を決めた。シーズンに入ると、主に遊撃を守っていたが、左手首を骨折して離脱。その後、戦列復帰した後は、ロハスが遊撃で固定され、外野陣が手薄になったこともあり、ずっと定位置としていた右翼に戻った。 しかし、球団は再度、ベッツを遊撃に転向させることを決めたようだ。ロバーツ監督は「彼に全幅の信頼を寄せている。彼に託すのは、簡単な決断だ。フットワークは問題ないし、捕球も問題ない。ただ、外野から内野にうつって、スローイングの違いから送球エラーがあった。今オフには既にトレーニングを始めているし、彼の準備は目をみはる」と語った。
中日スポーツ