【ミディアム編】薄毛・細毛のボリューム不足を解消するスタイリングのコツ。
スタイリング時のちょっとしたコツで、薄毛、細毛は格段に目立たなくなります。人気のミディアム向けに成功ポイントをご紹介。
肩につく長さのミディアムヘアは、サイドのボリュームを強調して。 耳の横は外巻きカールで量感を足し、首の横をすっきりとしぼる〝ひし形シルエット〞を意識することでバランス良くおさまる。
分け目を取り直す。直線ではなく〝くの字形〞に分けることで根元が立ち上がりやすくなる。 ↓
顔周りの毛束をとり、中間から毛先を太めのカールアイロンで外巻きにしてふんわりさせる。
耳位置で結ぶポニーテールで後頭部にボリュームを出す。
大人のポニーテールは低めの位置にしがちだが、衿足で結ぶと後頭部のラインがペタッとつぶれてしまうので要注意。おすすめの高さは耳の横。サイドに後れ毛を出せば抜け感も演出できる。
クリップを使ったまとめ髪は毛束を折り返してキレイな形に。
まとめ髪は毛先が上に向いていると全体のフォルムがくずれやすい。ヘアクリームを中間から毛先まで薄くなじませてツヤを足してから毛先が下を向くように折り返して留めると、後頭部がキレイに。
クリップ上側の毛束を指でつまんで引き出し、トップに自然なボリュームが出るよう整える。
横幅7cm程度の大きめクリップでざっくりまとめるのがおしゃれ。
保科真紀 さん ほしな・まき 『uka』東京ミッドタウン六本木 ヘアスタイリスト 大人の女性が取り入れやすい簡単で洗練されたスタイリング技術に定評が。クリエイティブマネージャーとして製品開発にも携わる。
撮影・天日恵美子 ヘア・保科真紀(uka) メイク・坂西 透 スタイリング・高島聖子 モデル・鶴岡ひなた、田村るいこ 文・小田芳枝
『クロワッサン』1120号より
クロワッサン オンライン